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祝宴 第7回「金陵初しぼり」が開催されました。
2007年12月17日
11月24日(土) 仲多度郡琴平町の金陵の郷にて「祝宴 第7回 金陵初しぼり」が開催されました。
祝日三連休の好天に恵まれ、千人を越えるお客様にお越し頂きました。お立ち寄り頂きましたお客様に御礼申し上げます。おかげさまで本年も大盛況のもと祝宴初しぼりを開催できました。
また、本年の新米で仕込んだ新酒生原酒「金陵初しぼり」にもご好評を頂き、嬉しいばかりです。
これからも誠心誠意、旨いお酒造りに努めて参りますので、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
本年の祝宴は、新酒「金陵初しぼり」での盛大な鏡開きを皮切りに、蝶の会の皆さんによる恒例のこんぴら船々踊りや、瀬戸フィルの演奏、光元東上組による獅子舞、讃岐まんのう太鼓保存会の演奏、餅つき、県産品○×クイズなど、郷土色の盛りだくさんの内容でした。
メイン会場のくすのき広場では、新酒「金陵初しぼり」のほか、甘酒やつきたてのお餅がふるまわれ、讃岐うどんやおつまみの天ぷらを販売するコーナーに長蛇の列が出来ていました。
今回も地域の皆様や県産品関係者の方々には多大なお力添えをいただきまして、ありがとうございました。この場をかりて御礼申し上げます。
今年の初しぼりについて 醸造責任者 酒井史朗より
本年度は8月下旬、9月上中旬の高い気温の影響が懸念されたものの、台風被害もなく、昨年同様に良質な酒米「オオセト」を入手することが出来ました。
仕込みを開始した10月下旬から暖かい日が続いたため精米、原料処理、発酵管理に少々苦労いたしましたが、ここに来てようやく冷え込みを見せお酒造りに適した気候になってまいりました。
気温が高くて最も不都合が生じるのは、お酒造りのスタートである精米作業です。高速回転する円形の砥石で時間をかけて玄米を削るわけですが、(初しぼりのオオセト精米歩合65%なら12~14時間)摩擦熱で白米自体の品温が上昇します。あまり高温になると白米は割れを生じますので、品温が38℃以上にならないように気をつけなければなりません。気温が高いときにはどうしても白米品温が上昇しがちですので、精米スピードを遅くする必要が生じます。更に時間がかかるわけです。
おかげさまで、2007年の「初しぼり」も良い酒質になりました。立ち上がる華やかな香りと、含んだときに口中に広がる含み香、それに調和するボディ感。今年の初しぼりは「なめらかさ、ノドのすべり、香味の調和」が特徴です。
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